爪を根本から切り舌を切断し殺害した 京都猫殺傷事件(2022年10月)

 爪を根本から切り舌を切断し殺害した 京都猫殺傷事件

第2回公判傍聴(2022年11月)

京都猫虐待事件 第2回公判

2022年11月15日、Evaは京都地裁で行われた動物虐待事件の第2回公判の傍聴に行ってきました。
------------------------

今回は、追起訴された2件についての公判でした。公訴事実は以下です。
【公訴事実】
■第2の起訴

  • 6月25日~7月23日:自宅で、エキゾチックショートヘア1匹について、胸部に外傷を加えて肺出血させた件。(※1

(※1この猫はその後死亡しましたが「被告人の行為以外の死因も可能性としては考えられる」との鑑定医の見解を踏まえ、公訴事実は傷害のみ。

■第3の起訴

  • 6月30日~8月3日:自宅で、マンチカンのヒゲをタバコの火で焼損した件。
  • 7月2日~8月3日:自宅で、アメリカンショートヘアに過度の深爪をし、ヒゲをタバコの火で焼損した件。
  • 7月22日~8月3日:自宅で、ミヌエットに過度の深爪をし、しっぽをつかんで振り回し亜脱臼させた件。

※被告人はすべての犯行を認めた。

検察官冒頭陳述による本件の経緯は以下の通りです。

【経緯】
■第2の起訴

  • 6月25日:エキゾチックショートヘアを23万9800円で購入。生命補償付き。
  • 7月23日:動物病院に死骸を持参して死亡診断書の発行を求めるも、発行費用が高額だったため死亡確認書のみ作成した。

■第3の起訴

  • 6月30日:マンチカンを24万5000円(内、被告の負担は10万4500円。値引きの理由は分からず)で購入。
  • 7月2日:アメリカンショートヘアを19万4200円で購入。
  • 7月22日:ミヌエットを21万7800円で購入。

いずれも、8月3日の家宅捜索の際に、被害が発覚。
------------------------
また、前回のスコティッシュフォールドの件(詳細は初公判レポートをご覧ください)について認否の変更がありました。

①18本の爪すべてを爪切りで根本まで切る。⇒認める(認否の変更をした)
②同猫の舌を切断する。⇒否認を維持
③同猫の胸腹部を圧迫して、外傷性ショックにより殺害する否認を維持

また、スコティッシュフォールドの件に関する被告人の自白調書の内容が一部読み上げられました。

  • リビングで右手でしっぽをぶら下げ、カウボーイのように自分の頭の高さで振り回した。
  • 猫は胸と腹を壁に打ちつけていた。顔面も打っていたと思う。
  • 壁にぶつけようとは思っていなかったが、ぶつかるかもしれないとは思っていた。
  • 猫の死因が胸腹部外傷性ショックとのことだが、自分のこのような行為が原因だと思う。
  • ちぎれた舌については、壁にぶつけたときに自分で噛み切ったのではないか。自分はしていない。(※2)
  • 過度の深爪については、人用の巻爪切りを使った。
  • このようなことをした理由は「特に意味はない」

(※2)検察が証拠として提出している鑑定書では、噛みちぎったような切り口ではないので、自分で噛み切った可能性はない、と記載されているとのこと。
------------------------
虐待目的で猫を次々とペットショップから購入。合計100万円近い出費をしています。短期間にこれだけの大金を注ぎ込み虐待をした意図は何であったのか。何故、仔猫が殺傷されなければならなかったのか。

次回は被告人質問となります。

(2022年11月16日)

初公判傍聴(2022年10月)

名古屋市子猫浴槽虐待事件容疑者逮捕

2022年10月18日、Evaは京都地裁で行われた動物虐待事件の初公判の傍聴に行ってきました。


起訴状によると、京都市の無職男性、酒井修平被告は、今年6月19日から23日までの間に、自宅で飼い猫(スコティッシュフォールド、ロング)の18本全ての爪を、爪切りで根本から切った。
また27日までの間に舌を切断、また胸腹部を圧迫し外傷性ショックにより殺害した。

この起訴状に対し、被告は、弁護側から渡された紙を読み上げて意見を述べましたが、

  • 「爪は切ったが傷つけるつもりはなかった」
  • 「舌を切断した覚えはない」
  • 「しっぽを持ってくるくる回した時に壁にぶつかった。殺してやろうとか死んでもいいとか思ってやったことではない。故意ではない。」

とのことでした。
検察官からの冒頭陳述は、以下の様なものでした。

被告人は、今年6月にペットショップで猫を218,170円で購入。生命保証12カ月が適応されていたが、死亡診断書が必要であった。
同23日に、動物病院に猫の爪を切ったと診断依頼。
翌24日、動物病院に死亡診断書の作成を求めたが、死体を確認していないので作成を断られた。
翌25日に、ペットショップに生命保証による代替猫の提供を求めるも、死亡診断書がないため断られた。
その後27日に、同動物病院に死体を持参したが、死体にはウジ虫が湧いていたとのこと。
不審に思った獣医師が、ペットショップにて遺体の冷蔵保存を提案した。

MCで固体識別ができた。
鑑定調査によると猫の舌には、歯形のようなものは見られず鋭利な物で切られ、もとまで深く切られた全ての爪も血液により赤くなっていたことから、生きているうちに人間が故意にやったもので間違いない。
自宅に他人が侵入したこともない。
以上から、被告人による犯行で間違いない。

この被告人の家には、他の1匹の猫の死骸と3匹の猫もいたとのことで、次回11月15日の第2回公判では、第2・第3起訴内容について行われると思われます。

舌を切断したり、しっぽを持って死ぬほど壁に打ち付けることが殺害の故意ではないなど通用しません。
また被告人は被害猫に名前もつけてなく、猫の種類も分かっていないことから、虐待目的でペットショップから購入し、更に生命保証制度で次の被害猫を入手しようとしていたと容易に想像できます。

逃げることも被害を訴えることもできない仔猫を、残酷に痛め付け殺した行為を到底許すことは出来ません。
動物愛護法の動物虐待罪の厳罰化は、2020年に倍以上に引き上げられました。残虐で悪質な行為について厳正な判決を望みます。引き続き裁判のゆくえを見届けたいと思います。

▼関西ニュース(参考)
https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_16825.html

(2022年10月19日)

 

Evaオリジナルグッズの販売ぺージへ

teamexpo2025

地方創生SDGs官民連携プラットフォーム

いのち輝くこどもMIRAIプロジェクト

yahooネット募金

つながる募金

Otameshiおトクに試して社会貢献

『公益財団法人 動物環境・福祉協会Eva』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~