子どもたちにはこの授業が終わってから4つの質問に答えてもらいました。
Q1.犬や猫の現状についてどう思いましたか?
・命をお金で買うこと、人間の勝手な都合で死なせてしまうことが嫌だと思った。
・命を預かる重大さを感じた。
・ペットを簡単に捨てる飼い主や、計画なしに大量に繁殖させてる業者に怒りを感じた。
・無駄に産ませる行為は、してはいけないと思った。
Q2.自分たちの身の回りの動物は幸せかな?
・友達が飼っている犬は、幸せそう。しっかり世話をするという思いが強い人が飼うべきだと思う。
・ペットショップにいる動物は幸せじゃないと思う。小さい時から親と離されて、しかも売れ残ったら...と考えると本当に幸せなのかなと思った。
Q3.不幸な命を増やさないためにできることは何かな?
・責任を持って愛情をたくさんかけて育てればいいと思う。家族の一員として大切にしたい。
・みんなに呼びかけるポスターを作ったらいいと思う。
・殺処分される動物を減らすための活動を手伝いたい。
・今は、家の事情で家族として迎えてあげることができないけど、大人になったら必ず動物愛護センターから引き取りたい。
・動物を大切に飼うという契約書を書いたら良いのではないか。
・犬や猫を無計画に産ませないことが大事だと思った。
・ちゃんとした知識を身につけてから飼うことが大事だと思った。
Q4.今回の授業を通して考えたことは?
・もっと動物のことを知りたいと思った。
・保護センターにいる犬に会ってみたいと思った。
・命が大事なのはわかるけど、どう守ったらいいかわからないから、もっと学習したい。
・家で、保護した犬や猫を飼っている。改めて、無責任にペットを捨てる人がひどいと思った。少しでも殺処分される動物が減るように、最後まで責任をもって飼う人が増えてほしいと思った。
・今までは、飼っている猫が健康でいてくれればいいと思っていたが、動物と人が関わっていく中でお互いを知っていく必要があると気付いた。
3、4時間目と授業をさせていただき、特に4年生には少し長い時間かと思われましたが、最後まで真剣に聞きいてくれたこと、自分事として考えてくれたことに本当に感謝いたします。
人を思いやる気持ち、動物を思いやる気持ち...何かを思いやる気持ちに違いはありません。他者を思いやれる気持ちが不幸な動物を増やさない、人も幸せになれる、そんなステキな世の中を作る第一歩なのでは...と今回の授業を通じて感じました。
ご協力いただきました昭島市立武蔵野小学校の生徒さん、先生方、本当にありがとうございました。