本日Evaは、環境省望月大臣にお時間をいただき陳情に上がりました。
日本のペット流通の中で、どれだけ多くの動物が大量に生産され、また流通過程で命を落としているのか。またその数については誰も把握できず、多くの命が闇から闇へと葬られている現状についてご説明させていただきました。
「殺処分ゼロ」これだけが達成できれば良いのではなく「殺処分ゼロ」の背景に民間団体や個人活動家の多くの苦労・負担があること、また「殺処分ゼロ」になったとしてもペット産業のビジネススタイルが変わらない限り、行政施設にいく手前で失われていく多くの命になんの変化もないことなどをお話ししました。
環境大臣からは、ここ数年の殺処分数の低下を見て、日本の動物問題がじょじょに改善されているのではと思っていたが、その背景にこれだけ根深い問題があるとは、と認識を新たにされたとのお言葉をいただきました。
日本の動物福祉の向上に向け、抜け道のない動物取扱業規則、中でも規制に向けての飼養環境基準の具体的な数値化、8週齢規制、店頭展示販売の廃止などこれからもEvaは訴えてまいりたいと思います。
大変お忙しい中、お時間をいただき耳を傾けてくださった望月環境大臣、そしてご同席くださった衆議院議員岩屋様、誠にありがとうございました。