旭川シンポジウムの翌日、札幌の道庁に赴き、NPO法人「手と手の森」様、道議会の安住議員と共に、鈴木直道北海道知事と面談を行いました。
北海道で起きた動物虐待事件のこと、不適正飼養があとを絶たないことなどを含め、大阪に続き北海道にもアニマルポリスの開設をお願いするための陳情書をお渡ししてきました。
北海道旭川のNPO法人「手と手の森」様主催の、動物愛護シンポジウムに出席してまいりました。
第1部では、「動物愛護法改正からおおさかアニマルポリス設立について」と題し、動愛法改正の経緯と動物虐待の厳罰化、そしておおさかアニマルポリスの内容についてお話ししました。
第2部では、北海道議会の安住議員、オホーツク総合振興局の伊藤様、そして主催の「手と手の森」代表の本田様とともに、多頭飼育崩壊や高齢者のペット飼養問題、そして北海道で起きた虐待事例を含め、北海道アニマルポリス設立に向けた必要な課題を、行政や動物愛護団体というそれぞれの立場からの視点で意見を交わしました。
立教大学ビジネスデザイン研究科主催「現代の経営課題 ~動物愛護と人間愛の視点から考えるSDGs~」にて講演をいたしました。
第1部は、佐藤榮記監督の映画「はな子さんからのメッセージ」の上映、その後、佐藤監督と理事長杉本にてトークショーを行いました。
第2部の講演では、SDGsの17項目の内、特に環境問題に焦点を当て、マイクロプラスチックによる海洋汚染や、象牙の密猟による野生動物の現状、肉食による地球温暖化の問題等、これまでの経済活動を今後も続けていくという事は、更なる自然破壊、環境汚染を引き起こし、地球をより一層危機的状況にさらしてしまう事なのです。とお話しいたしました。
大阪府和泉市で開催されました、いずみしっぽくらぶ様主催の、動物愛護イベントにて、和泉市長とのトークショーと、今年改正成立した動愛法について講演してまいりました。
改正内容の一つである数値規制、これは今後不適正飼養を続ける事業者を的確に取り締まるための、いわば動物行政のバイブルとなるものです。しっかりとした数値規制になるよう私達は注視していかなければなりません。
また改正ギリギリの所で、何の根拠も示されず日本犬6種が除外になった8週齢規制。
他、マイクロチップの義務化や特定動物の愛玩目的の飼養が禁止になったこと、そして動物虐待の罰則の引き上げ等についてお話ししてまいりました。
埼玉県朝霞市で開催されました、NPO法人にゃいるどはーとさん主催のシンポジウム「みつめて。どうぶつたちの命を」にて、動物愛護講演を行いました。
今年の6月に成立した改正動物愛護法で何が変わり、どんな課題が残されたのか。
また生体展示販売の裏側の話しや、今年の10月に開設されました「おおさかアニマルポリス」についてお話ししてきました。
シンポジウムでは、佐藤榮記監督の「はな子さんからのメッセージ」の映画上演や、ハナ動物病院の太田快作先生の講演、そして長与千種さんと東江代表のトークショーなど、盛りだくさんのプログラムでした。
9月17日に神奈川県黒岩知事にお時間をいただき、県庁にお邪魔してきました。
当協会Evaは、2019年6月に開所したセンターの設立にあたり、2015年に「いのちを守る 神奈川県の動物愛護推進応援団」の応援団長をお任せいただき、その後「神奈川県動物保護センターあり方検討会」にも出席させていただきました。
そこで、任期満了のご挨拶とともに、今後の神奈川の動物行政に関し、黒岩知事と多岐に渡るお話しをさせていただきました。
また2019年10月から運用が始まる大阪のアニマルポリスのこともお伝えし、ぜひ神奈川県からも警察と連携した神奈川独自のアニマルポリスの開設をお願いいたしました。お忙しい中、お時間いただきありがとうございました。
飼料品質改善協議会の第2回例会にて「人と動物と環境に優しいエシカル消費」をテーマに講演をいたしました。殺処分ゼロの裏でどのようなことが起きているか、ペット流通、ペットショップのバッグヤードなどの犬猫問題から、マイクロプラスチックの海洋汚染や象牙と環境の問題、そして日本における食品ロスの話しまで、幅広いテーマでお話しをさせていただきました。
・包装は断り、買い物袋を持参する
・再生品や繰り返し使える物、長く使える物を買う
・環境保全に貢献する企業を応援する
・食べきれそうにないなら「小盛り」をお願いする
・冷蔵庫の食材を確認してから買いものに行く
小さなことの積み重ねで環境に優しい社会にしていきましょう。
第24回精神科病院理事長等研修会にて「環境問題と食育について」をテーマに講演をいたしました。食品廃棄物の問題や、プラスティックごみの問題。そしてアニマルウェルフェアに配慮した食品とはどういったものなのかなど幅広いテーマでお話しをいたしました。
講演をお聞きいただいたことで、自身の生活スタイルや、食生活を少し見直してみよう、或いは、食品を選ぶ際、どういった飼育方法を経た食品なのか、少し意識的になってみよう、など、皆さんの消費行動が変わる、そんな一助となれば幸いです。
山形市の動物愛護センターが新設するという事で、開設記念講演に行ってまいりました。講演では、動物愛護を始めるきっけから、最近の動物虐待事例まで様々なことをお話ししました。
新しいセンターが出来、今後は動物福祉の向上にむけ様々な取り組みをされていかれるのでしょうが、やはり市民の方からの通報に真摯に耳を傾け、動物問題の解決に努力していただける行政職員の方がいてこそ、こういったセンターは生きてくるのだろうと思います。人と動物が健康で安全に暮らせる心豊かな社会を実現する拠点、市民の方々から親しまれる施設になりますようお祈り申し上げます。
神奈川県平塚市に新設された「神奈川県動物愛護センター」の竣工・開所式に「いのちを守る神奈川県動物愛護推進応援団 団長」として出席してまいりました。
新センターには、犬や猫が快適に過ごせる飼養スペースはもちろんのこと、素晴らしい設備の手術室、譲渡可能な犬猫と対面できるスペース、そしてグルーミングルームも新たに新設されました。そして今後は不妊・去勢手術も治療もセンター内で出来ます。
今後ますます神奈川県の「動物福祉」の取り組みの充実を願います。
国際ロータリークラブ 2820地区大会にて記念講演をいたしました。ロータリークラブのNewsに以下のようなコメントをいただきました。
人間のエゴで自然を破壊し、建築物を建て、道路を作って隔離し、我が物顔で振舞う。動物たちは、何の不平も言わず限られた人間が与えた身勝手な自然の中で窮屈に暮らしているのです。地球は人間だけのものではありません。今の時代ですから「何を言う」とおっしゃるかも知れませんが、だからこそ今回の講演を聞いて、「動物のいのちを守るのも人間、見捨てるのも人間、あなたはどちらの人間になりますか?」ということばが身に染みてしまうのです。
京都動物愛護センターの第6期ボランティアスタッフの入学式に行ってまいりました。ボランティアスタッフの皆さんは、3ヶ月間の座学講習、そしてその後の3ヶ月間の実地研修と、約半年間の研修を経てボランティアスタッフに認定されます。
入学式のあとは、基調講演「多頭飼育崩壊や動物虐待などの現状」についてお話ししました。
動物虐待は、一般飼い主、繁殖業者、ペットショップ、動物愛護団体、そして動物園や移動動物園、ふれあい動物園、畜産現場などどこにでも起きうること、見逃さない厳しい目が大切です。そして安易に猫を飼育し、飼育不能に陥る「多頭飼育崩壊」も全国で大変問題になっています。頭数が増えていくと、日々の餌代で生活も立ち行かなくなり、不妊・去勢手術も追いつかなくなってしまいます。多頭飼育崩壊が続けば、レスキューに入ったボランティア団体の運営破綻も起こり得ます。そうならないためにも、地域の人々や地元のボランティア団体が情報を共有し、行政に相談することで未然に防ぐこともできます。
京都動物愛護センターにて犬猫を飼うにあたっての心構えなどを学んでいただくための講演「飼う前に考えよう~より良い飼い主になるために~」を行いました。
その後、午後からは、第3期ボランティアスタッフの卒業式、そして講座「震災時に起きたこと」で東日本大震災の時に動物にどのような事が起こったか、そして私たちは日ごろからどのようなことをしておかなくてはいけないかなどをお話ししてきました。
今回卒業したボランティアさんは、これまで3年間センターで活動されました。今後はセンターで学んだことを、ご自身の街でいかしていかれる貴重な方々です。
ご卒業おめでとうございます。3年間お疲れ様でした。
立憲民主党の生方幸夫先生主催の特別市民フォーラム「動物愛護」に参加してきました。
動愛法改正にむけて、生方先生、元日本獣医師会会長の山根義久様、環境省の長田室長とともにパネルディスカッションが行われました。
パネルのテーマは、
①8週齢規制について
②動物虐待厳罰化について
③悪質ブリーダーや悪質業者に対する規制について
④動物愛護管理センターの機能について
⑤畜産動物、実験動物を含む動物福祉(アニマルウェルフェア)について
5つのテーマそれそれが、非常に重要な改正案であり、会場からも沢山の意見があがりました。
群馬県富岡市で開催された群馬わんにゃんネットワークさん主催の「動物愛護フォーラム"いのち"」で動物愛護の講演を行いました。
殺処分の問題や引き取り屋を含めたペット流通の話し、ペットショップのバッグヤードがどのような状態なのか、また動物虐待とその法定刑の低さ、日本のおかしな法律についてお話ししてきました。
森映子さんの著書『犬が殺される-動物実験の闇を探る』出版記念講演会に出席し、お祝いのことばを述べさせていただきました。
私達の生活は、ワクチンをはじめとした様々な医療、そして普段口にする食べ物、生活用品など多くの物とサービスに囲まれています。そしてそれらは動物実験の上に成り立っていると言っても過言ではありませんが、その事について、殆どの人が詳しい情報を得ることなくそこに目を向けられることもありません。
ニュースで耳にする「動物実験を経て…」そんな言葉を当然のように刷り込まれてきました。
でも本当に必要な実験なのか?そう思ったとしても、どういう施設でどういう目的でどれくらいの動物が実験に使われているか知る由もありません。
科学の発展、医学の発展といい外部の目が入らない動物実験施設内で、何が行われているか分からない現状に疑念を感じます。動物実験に関してはせめて下記の項目の改正を望みます。
・動物実験施設を登録制に
・第三者による立ち入り検査
・記録の保管と情報開示
愛媛県、認定NPO法人えひめイヌ・ネコの会さん主催の講演会「人と動物がしあわせに共生できる社会をめざして」に出席いたしました。
殺処分ゼロの背景でどのようなことが起きているのか、ペット流通での劣悪な繁殖業者や引き取り業者のこと、そしてペットショップのバッグヤードで犬や猫がどのような扱いを受けているかお話ししてきました。そして先日締め切った厳罰化署名のことに触れ、今の法律は、どんなに残酷で常習的に動物を殺しても、2年以下の懲役又は200万以下の罰金であるがゆえに、実刑を免れて執行猶予判決を得てしまうこと、そして皆さんからお預かりしている多くの署名を責任を持ってお届けするとお伝えしてきました。
後半のパネルディスカッションでは、高齢者の方が施設にお入りになる際に、動物が取り残されてしまう事案が増えている最近の状況などについてお話しがあがりました。
福島県SORAアニマルシェルターさん主催の勉強会「アニマルトークセッション」に出席いたしました。
第1部では、京都市や大阪市の行政との取り組みや虐待事件について、また厳罰化の話しやペットショップにおける生体展示販売についてお話しいたしました。
次に、朝日新聞の太田匡彦さんからは、ペットの競り市や流通段階での死亡数、そして環境省の飼養管理基準における言葉のすり替えによる検討の後退についてお話しがありました。
第2部のパネルディスカッションでは、福島の県議会議員や獣医師会の先生などとともに、福島県の殺処分の目標数値などについて議論が及びました。
「知っていますか?"ワンヘルス" 動物と人と環境の健康はつながっている」福岡県ワンヘルス連携シンポジウムのトークショーに出席してきました。トークショーでは、啓発活動の大切さや動物愛護管理法改正の難しさ、そしてシニアの犬猫のお世話から介護の話し、飼い主の責任などについてお話ししてきました。