2018年活動報告

12月

「命と向き合う」~動物との別れから学んだこと~

名古屋市にあります市立第二斎場にて「命と向き合う」~動物との別れから学んだこと~(名古屋市主催)と題し講演会を行いました。愛猫エルザとの別れ、叔母から預かったハッチとの思い出、エイズキャリアで小脳に障害があったさくらの介護などを通じ教えられたことなど、動物たちとのそれぞれの別れから学んだことなどをお話ししました。

「命と向き合う」~動物との別れから学んだこと~

「命と向き合う」~動物との別れから学んだこと~

「命と向き合う」~動物との別れから学んだこと~

ミサワホーム MDRフォーラム

兵庫県神戸市にてミサワホーム様主催、MDRフォーラムに参加致しました。
Evaの活動紹介から、最近の動物問題の事例、また、海洋プラスチック問題の現状、そしてアニマルウェルフェアまで幅広くお話しをさせて頂きました。

ミサワホーム MDRフォーラム

ミサワホーム MDRフォーラム

ミサワホーム MDRフォーラム

11月

福井市 動物愛護講演会

福井市の東村新一市長を表敬訪問させていただいたあと、県産業会館に場所を移しNPO法人福井犬・猫を救う会主催の講演会に参加致しました。
今春福井県内で発覚した大量繁殖場「子犬工場(パピーミル)」問題などを例に「殺処分の背景には、無計画に犬や猫をお金もうけのために生産している現状が諸悪の根源としてある。命の軽視に違和感を持ってほしい」こと。また、全国的に行政の殺処分数は減っているが、「行政が引き取っていないから数が減っているだけ。これからは無責任な飼育放棄ゼロ、無責任に生産する業者ゼロを目指すべきだ」と訴えました。

福井市 動物愛護講演会

福井市 動物愛護講演会

福井市 動物愛護講演会

10月

一般社団法人 兵庫県民間病院協会 特別講演

一般社団法人 兵庫県民間病院協会様の特別講演にお招きいただき講演致しました。
前半は、生体販売や引き取り屋などペット流通のお話しから、ふれあい動物園、虐待問題について。後半は、ゴミ問題などの環境問題からアニマルウェルフェア畜産について、先日視察致しました八雲牧場の循環型畜産についてお話ししてきました。
自然や動物、町、社会に対しなるべく優しい生き方をしたい、そのようなメッセージをお伝えしてきました。

一般社団法人 兵庫県民間病院協会 特別講演

一般社団法人 兵庫県民間病院協会 特別講演

一般社団法人 兵庫県民間病院協会 特別講演

ひこね市民大学特別講座 第3講「環境問題と食育について」

ひこね市文化プラザにて「環境問題と食育について」をテーマに、講演を致しました。
海外のリサイクルの話題や、日本の事業系廃棄物、家庭系廃棄物の話しから今すぐ私たちにできること。そして私たちの身近な食について、養鶏や豚の飼育方法、乳牛についてお話ししてきました。
食と環境問題は切り離せません。動物や環境に対する高い意識は人の健康と安全、そして健やかな心に通じます。命への感謝と「もったいない」の精神で、町や自然を汚さない社会をつくる…、そんなお話しをじっくりさせていただきました。

ひこね市民大学特別講座 第3講「環境問題と食育について」

ひこね市民大学特別講座 第3講「環境問題と食育について」

ひこね市民大学特別講座 第3講「環境問題と食育について」

茨城県政報告会・大井川知事トークショー

「特別対談 犬猫が殺処分されない優しい茨城県政へ」の特別対談にお招きいただき、大井川和彦茨城県知事と「NPO法人いばらき犬と猫」代表の倉持千恵子さんと共にパネルディスカッションに出席してきました。
杉本からは全国の行政の取組み、それに対し現場で活動されている倉持さんの県に対する要望、そして正しい飼い方を知らないまま犬や猫を迎え、酷い環境で虐待飼育され続けられる犬や猫のこと。動物と暮らすための一般飼い主への啓発についてディスカッションしてきました。

茨城県政報告会・大井川知事トークショー

茨城県政報告会・大井川知事トークショー

茨城県政報告会・大井川知事トークショー

「改正動物愛護管理法を考えるシンポジウム2018」

9月

「みつめて。犬と猫の命」~動物愛護後進国からの脱却~

「みつめて 犬と猫の命 ~動物愛護後進国からの脱却~シンポジウムに参加致しました。動物愛護講演では、近年増加している動物虐待について。また、法改正を前に皆さんお一人、お一人の声を直接国会議員に届けて頂きたい、とお願いをしました。パネルディスカッションでは、牧原秀樹衆議院議員、浅田美代子様、太田記者、渋谷弁護士と共に、8週齢規制、繁殖業の問題、猫ブームについてなど多岐にわたる動物問題について意見を交換致しました。

「みつめて。犬と猫の命」~動物愛護後進国からの脱却~

「みつめて。犬と猫の命」~動物愛護後進国からの脱却~

「みつめて。犬と猫の命」~動物愛護後進国からの脱却~

平成30年度京都動物愛護フェスティバル(Kyoto Ani-Love Festival)

京都府・京都市共同主催の「京都動物愛護フェスティバル」に参加致しました。
天気予報では、あいにくの雨でしたが、開催当日は見事な快晴になりました。

毎年、動物愛護週間に開催される「京都動物愛護フェスティバル」。長寿犬の認定セレモニーやペットの災害対策、また猫の健康管理など、ペットの愛護について府民・市民の皆さまに理解を深めていただく盛りだくさんの内容で開催されました。

平成30年度京都動物愛護フェスティバル(Kyoto Ani-Love Festival)

平成30年度京都動物愛護フェスティバル(Kyoto Ani-Love Festival)

平成30年度京都動物愛護フェスティバル(Kyoto Ani-Love Festival)

動物愛護フォーラム「いのち」 in 桐生

群馬わんにゃんネットワークさん主催の、動物愛護フォーラム「いのち」に参加致しました。
第1部では、群馬県動物愛護センター岸所長から「群馬県における動物愛護の実情」そして群馬わんにゃんネットワークさんからは「群馬わんにゃんネットワークの群馬県での取組み」として、群馬県の動物愛護活動についてお話しがありました。
第2部では、理事長杉本から、ペット流通の問題点や身近で起きている動物虐待、そして厳罰化をはじめとした法改正についてお話ししました。
講演後のパネルディスカッションでは、群馬県動物愛護センター愛護推進係の福田様、アニマルフレンド代表の霜村様、高崎市立の中学3年生の鹿児島様とともに、猫の問題や動物の安易な飼育についてお話ししました。

動物愛護フォーラム「いのち」 in 桐生

動物愛護フォーラム「いのち」 in 桐生

動物愛護フォーラム「いのち」 in 桐生

'18下越地区動物フェステバルWITHゼロプロジェクト

新発田市民文化会館にて行われた'18下越地区動物フェステバルWITHゼロプロジェクトに参加致しました。会場には、遠く富山県、山形県からお越しいただいた方を含め、約600名の方がご来場いただけたとのこと。
講演会では、日本の動物福祉の現状について、事例を挙げながらお話し致しました。トークセッションでは、不幸な動物を1頭でも減らすために、私たちに何ができるのか。様々な視点から皆さんと考えました。

'18下越地区動物フェステバルWITHゼロプロジェクト

'18下越地区動物フェステバルWITHゼロプロジェクト

'18下越地区動物フェステバルWITHゼロプロジェクト

7月

おおさか動物愛護トークイベント

イオンモール鶴見緑地にて、大阪市主催「動物愛護トークイベント」が開催されました。

子犬・成犬のトレーニングやトリミング、歯石取りの様子に続き、ふれあい事業について会場のモニターを一緒に見てみなさんとお話しをしました。

大阪市の「ふれあい事業」は、犬を飼うことができない子どもたちに、生きものとの正しい接し方を学び、動物愛護の精神を育みます。また「街ねこ事業」は、地域猫活動をしている方々に不妊・去勢手術費の一部を大阪市が負担する取組みです。この取組みは、10年前から実施され、すでに3,000匹以上の猫の手術が行われているとの事でした。

おおさか動物愛護トークイベント

おおさか動物愛護トークイベント

おおさか動物愛護トークイベント

おおさかワンニャンセンター視察

大阪市住之江区にあるおおさかワンニャンセンター(大阪市動物管理センター)の視察に行ってまいりました。視察は昨年に続き2回目、今回は大阪吉村市長と共にお伺いさせていただきました。

おおさかワンニャンセンターでは、人に慣れていない動物も数ヶ月の時間をかけて世話をし、譲渡につなげています。そして特筆すべきところは、職員の方が、収容されている犬のトリミングを定期的に行っていること。

また譲渡前の不妊・去勢手術は必須です。そして不妊・去勢手術をした際には、専用の機械を使い術後に歯石を取ります。歯石がたまっていると口臭にもつながりますし健康にもよくありません。歯石をとることで更なる譲渡推進につなげているそうです。

おおさかワンニャンセンター視察

おおさかワンニャンセンター視察

おおさかワンニャンセンター視察

6月

尼崎市動物愛護基金チャリティ「共に生きる未来へ 」

特定非営利活動法人C.O.N主催の尼崎市動物愛護基金チャリティーパーティー「共に生きる未来へ 」の冒頭にて、動物愛護講演をさせていただきました。

講演では、Evaが行っている政策提言から今年の動愛法改正のお話し、そして昨今の動物虐待事件やネットの掲示板の書き込みのこと、そして現在再開している署名活動などについてお話ししてきました。

尼崎市動物愛護基金チャリティ「共に生きる未来へ 」

尼崎市動物愛護基金チャリティ「共に生きる未来へ 」

尼崎市動物愛護基金チャリティ「共に生きる未来へ 」

4月

京都動物愛護センター 第5期ボランティアスタッフ入学式

京都動物愛護センターの第5期ボランティアスタッフ入学式に参加いたしました。
京都動物愛護センターは、毎年10月頃、次期スタッフを定数50名で公募します。応募した皆さんは、書類審査、面接審査の後、最初の3ヶ月間は座学講習、後半の3ヶ月は実地研修と、半年間計7回の研修を経てボランティアスタッフに認定されます。
定数50名以上の応募の中、審査や研修で最終的に約40名の皆さんが、本日ボランティアスタッフに認定されました。

センターがさまざな活動をしていく上で、ボランティアスタッフの皆さんの力は不可欠です。 
第5期ボランティアスタッフの皆さま、これからの3年間どうぞよろしくお願いいたします。

京都動物愛護センター 第5期ボランティアスタッフ入学式

京都動物愛護センター 第5期ボランティアスタッフ入学式

京都動物愛護センター 第5期ボランティアスタッフ入学式

特別市民フォーラム「動物愛護」

元環境副大臣、衆議院議員の生方幸夫先生にお招きいただき「動物愛護フォーラム」に参加してきました。
動物虐待、8週齢販売とマイクロチップ、ブリーダーおよび販売業者について、殺処分をゼロにするためにをテーマにパネリストの皆さんと共に議論して参りました。

株式会社ビィ・ナチュラル主催 講演会「環境問題と食育」

株式会社ビィナチュラル様主催の講演会「環境問題と食育」にて、環境問題や動物福祉について「今私たちにできること」をテーマにお話ししてきました。

身近な食材である鶏や豚、乳牛においての飼育問題、またフォアグラ等の生産過程を知ることで、私たちは、アニマルウェルフェアに配慮した食品を意識的に選ぶことが大切です。
私たち消費者の、自然や動物やその環境に対する高い意識が、人間の健やかな心と社会を作ることにつながります

株式会社ビィ・ナチュラル主催 講演会「環境問題と食育」

株式会社ビィ・ナチュラル主催 講演会「環境問題と食育」

株式会社ビィ・ナチュラル主催 講演会「環境問題と食育」

3月

京都動物愛護センターイベント「飼う前に考えよう~より良い飼い主になるために~」

3月17日 京都動物愛護センターにて「飼う前に考えよう〜より良い飼い主になるために〜」の講演を行いました。
講演終了後、センターの第1期、第2期のボランティアスタッフの卒業式と、講演「災害時に起きたこと」にて東日本大震災でどのような事が現場で起きていたかお話ししてきました。

前半の「飼う前に考えよう」そして後半の「災害時におきたこと」で共通してお話ししたことは、万が一の時に備えて、クレートトレーニングの必要性や、また脱走してしまった時、迷子になった時(平時でも)に、所有者を明確にしておく意味での飼い主明示が重要です。
迷子になった場合、飼い主情報が記されていない動物は、飼い主の元に戻れる確率が非常に低く、また大変時間がかかります。犬や猫と暮らす方は、ぜひマイクロチップの装着をお願いしたいです。

京都動物愛護センターイベント「飼う前に考えよう~より良い飼い主になるために~」

京都動物愛護センターイベント「飼う前に考えよう~より良い飼い主になるために~」

京都動物愛護センターイベント「飼う前に考えよう~より良い飼い主になるために~」

動物愛護法改正 緊急院内集会「先進国にふさわしい動物愛護(福祉)法を目指す」~すべての動物を守れる法律を~

3月6日 認定NPO法人アニマルライツセンター、NPO法人動物実験の廃止を求める会(JAVA)、PEACE主催の院内集会に参加致しました。

理事長杉本より、議連で話し合われてきた家庭動物に対する論点報告として、オークション市場、流通の実情、8週齢規制、動物取扱業に対する監視・取り締まり、マイクロチップ等々についてお話しさせて頂きました。

また、実験動物に関しては日本動物実験代替法学会会長 酒井康行様より、畜産動物に関しては東北大学名誉教授 佐藤衆介様より、展示動物に関しては動物ジャーナリストの佐藤榮記様よりそれぞれの視点からのお話しがあり、主催3団体からは改正の方向性について具体的なプレゼンテーションがありました。

2月

九州災害時動物救援センター視察

大分県九重町にある「九州災害時動物救援センター」を視察させていただきました。

九州災害時動物救援センターは、東日本大震災の教訓を得て、常設では日本初となるペットシェルターを九州地区に設置すべく準備を進めていましたが、第一期工事に着工した平成28年4月に、熊本地震が発災。被災地をはじめ関係各所の強い要望を受け、余震の続く中施設整備の大幅な前倒しを敢行し、平成28年6月に被災ペットの受け入れを開始しました。

約3万平方メートルの旧キャンプ場だったこの地には、旧バンガロー14棟を改修した犬・猫舎、芝生には広大なドッグランがあります。大自然のなかでストレスの少ない保護環境が整えられ24時間体制で動物のケアをおこなっていらっしゃいます。

九州災害時動物救援センター視察

九州災害時動物救援センター視察

九州災害時動物救援センター視察

チャレンジゼロ大分 トークショー

チャレンジゼロ大分実行員会と大分県主催の「チャレンジゼロ大分 トークショー」に参加致しました。不幸な犬猫を減らすために無責任な飼い主ゼロを目指して大分県が取り組んでいらっしゃる動物愛護事業「チャレンジゼロプロジェクト大分」の一環イベントです。

殺処分の現状、昨今の動物虐待事件に関して大分県での事例も交えながら動愛法が機能していない実態などを紹介。また動物虐待とはどういったものなのか、一般飼い主さんだけではなく、繁殖業者やペット販売店、展示動物や移動動物園といったところでも起きていることなどをお話し致しました。

チャレンジゼロ大分 トークショー

チャレンジゼロ大分 トークショー

チャレンジゼロ大分 トークショー

第11回SORAのきずな勉強会 アニマルトークセッション

福島のSORAアニマルシェルター主催「第11回SORAのきずな勉強会」に参加して参りました。今回は、動物虐待と安易な譲渡の先についてをテーマにトークセッションを致しました。

全国で多発している動物虐待は、決してテレビの報道の中だけのものではなく、私達の身近で起きています。そんな動物虐待を見かけたら、見過ごさず最寄りの警察、行政に相談して下さい。そして動物を譲渡する方もされる方も、その動物の命がこの先どう扱われるか、その時の判断で大きく変わります。安易な譲渡に繋がらないために、正しく判断することが大切です。

第11回SORAのきずな勉強会 アニマルトークセッション

第11回SORAのきずな勉強会 アニマルトークセッション

第11回SORAのきずな勉強会 アニマルトークセッション

1月

いのち輝くこどもMIRAIプロジェクトin名古屋市立日比津小学校

名古屋市立日比津小学校にて、Eva主催「いのち輝くこどもMIRAIプロジェクト」を開催いたしました。4年生から6年生約150名の子供たちに、動物愛護センターはどんな所か、なぜ収容される事になったのか、殺処分とは...、動物を飼うとはどういう事なのかなどをお話ししてきました。講演後、各グループに分かれ感想を書いて発表してもらいました。「最後まで大切に暮らす」「小さいうちにお母さんから離されて可哀相」「迷子になった時のために法律でちゃんと決める」などなど。
参加してくださった生徒さんは、10年も経てば自分の意志でさまざまな取捨選択をされる年齢になります。ぜひ今回の話しを心の片隅に置いていただき、今後動物と接する機会や家族として迎える時に思いだしていただければ本当に嬉しいです。

いのち輝くこどもMIRAIプロジェクトin名古屋市立日比津小学校

いのち輝くこどもMIRAIプロジェクトin名古屋市立日比津小学校

いのち輝くこどもMIRAIプロジェクトin名古屋市立日比津小学校