4月3日(木)犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟の第19回総会が開かれました。
先日PTの座長代行に就任された自民党鬼木誠議員が超党派議連の会長代行に承認されました。
また、今後の活動計画として、改めて会期内の成立を目指す。との説明がありました。
改正内容は、緊急一時保護制度を中心に、改正の緊急性がある事項、19年改正を受け速やかに手当てが必要な事項に絞り、条文化作業チームで一層の精査、検討を行う。また、複数省庁にまたがるテーマについては、他の議員連盟や他省庁と連携をしながら今後も検討を続けていく事が必要。との事でした。
前回改正のスケジュールと比較しても、今回は大変タイトである為、今国会内での改正が本当に実現可能なのか、未だ不透明であると感じました。また、更に検討していく事項も多く、これについては早期の検討再開を望むと共に、畜産動物、実験動物、展示動物等のアニマルウェルフェア(動物福祉)の法整備を進めていかない限り真の動物愛護法改正とは言えないのではないか、と改めて考えさせられました。
3月21日(金)、EvaはこどもMIRAIプロジェクトの出張授業で、摂津市立別府小学校に行ってまいりました。
「動物の命のお話を通して、人の命の大切さも学んでほしい」という先生方の想いを受け、4年生の皆さんに授業をしました。「動物をどこから迎えますか?」という質問から、繁殖業者による動物虐待事件や動物を飼うことの大変さ、そしてふれあい動物園やふれあいカフェの問題などをお話ししました。
言葉を持たない動物の気持ちを理解するためには、相手の気持ちを想像することが大切です。
それは動物だけでなく、ご家族やお友達に対しても同じです。周りの人たちに優しくできるようになると、自然と自分のことも大切にできるようになるということをお伝えしてきました。
授業後のグループワークでは「今日のお話を聞いてどう思ったか」「ご家族やお友達を大切にするためにはどうしたらよいか」について考えて頂きました。
生徒さんからは「動物園によく行くので、ストレスを感じていそうな動物がいたら飼育員さんに伝えて良い環境に変えてもらう!」「家族と毎日喧嘩してしまうけれど、家族の気持ちを考えてもっと大切にしたい!」という力強い意見もありました。
私たちが伝えたことをまっすぐに受け取ってくれた生徒の皆さん。素直で心豊かに成長していただきたいと思います。
最後まで集中して授業に取り組んでくれた生徒の皆様、そして先生方に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました!
3月19日(水)、Evaは自民党の逢沢一郎衆議院議員、立憲民主党の鎌田さゆり衆議院議員、福山哲郎参議院議員にご面談いただき、改正が迫っている動物愛護管理法について、私たちが求めている改正事項をお話ししました。
私たちの要望として、
・緊急一時保護制度(虐待を受けるなど危険な状況にいる動物を、飼い主の所有権を停止して緊急的に保護できる制度)の導入、
・非常に多くの方から署名のご協力を頂いた第44条2項の動物虐待罪の厳罰化
・動物愛護団体などの第二種動物取扱業を「登録制」に引き上げること
・移動販売の禁止
・実験動物や畜産動物を取扱う業者を第一種動物取扱業に追加し、虐待的な扱いを受けていれば動物愛護行政が対応できるようにすること(第10条の除外規定の削除)
・畜産動物の動物福祉の向上(5つの自由を満たした飼育への転換、屠畜前の意識喪失の義務付け、適正な飼育密度を保つこと)
・野生動物の展示業の規制強化、野生動物カフェの禁止
について、ご説明いたしました。
超党派の動物愛護議連の会長でいらっしゃる逢沢先生にも改めて様々な問題を一つ一つお伝えできました。特に野生動物カフェやふれあい施設の状況には大変驚かれていました。
また鎌田先生も、畜産動物に対する無麻酔での手術(除角や去勢手術)に驚かれ、改正に向けて頑張りますと心強いお言葉も頂戴しました。
福山先生にも、今の日本の動物たちを取り巻く問題をしっかりお伝えすることができ、今後の改正に向けたご助言も頂きました。
18日、19日と多くの国会議員の方々にご面談いただき、動物達の現状の問題やどんな改正が必要かについて、ご説明することができました。ご多忙の中、お時間を頂きました議員の皆様には改めまして感謝申し上げます。
動物愛護管理法の改正まであまり時間はありませんが、より多くの議員の皆様に問題を知って頂き、改正に繋げて頂けるよう活動してまいります。
3月18日(火)、Evaは公明党動物愛護管理推進委員会の竹谷とし子参議院議員、山崎正恭衆議院議員、福重隆浩衆議院議員、伊藤孝江参議院議員にお時間を頂き、動物愛護管理法の改正に関する当協会の要望事項についてご説明しました。
私たちからは、緊急一時保護制度の必要性や要件、第44条2項の動物虐待罪の厳罰化、動物愛護団体などの第二種動物取扱業を「登録制」に引き上げること、移動販売の禁止、実験動物や畜産動物を取扱う施設を第一種動物取扱業として登録させること(第10条の除外規定の削除)、野生動物の展示業の規制強化について要望しました。
皆様、終始メモを取りながら、私たちの要望にしっかりと耳を傾けてくださり、ひとつひとつの要望に対しご質問やご助言を頂きました。
議員の皆様がご存知でない動物問題はたくさんあると思います。そういった問題を少しでも多くお伝えし、動物愛護管理法の改正に繋げて頂けるよう、引き続き活動してまいります。
3月18日(火)、Evaは自民党の小野田紀美参議院議員、武村展英衆議院議員、立憲民主党の川田龍平参議院議員、日本維新の会の串田誠一参議院議員にご面談いただき、動物愛護管理法の改正における主な要望事項についてご説明に伺いました。
緊急一時保護制度の導入や、当協会が昨年7月から今年2月末まで集め、多くの方にご署名頂きました第44条2項の動物虐待罪の厳罰化について、他にも第二種動物取扱業の「登録制」への引き上げや、移動販売の禁止、畜産動物や実験動物関連施設を第一種動物取扱業に追加すること(第10条の除外規定の削除)、そして野生動物の展示業の規制強化と野生動物カフェの禁止について要望しました。私たちが持参した写真やパネルもご覧いただき、動物達を取り巻く様々な問題についてお伝えしました。
小野田先生はしっぽの声も事務所に置いてくださっているそうで「法改正に向けてできる限り頑張ります」という力強いお言葉を頂きました。武村先生からは「緊急一時保護制度は所有権の問題が絡むので時間をかけて議論すべき」というご意見を頂きました。川田先生、串田先生も真摯に耳を傾けてくださり、超党派の動物愛護議員連盟でいらっしゃる串田先生には今後の法改正の進み方についてもお伺いしました。
法改正が迫っておりますが、多くの先生方に現在の問題をご理解いただき、法改正に繋げていただけるよう、私たちも引き続き活動を続けて参ります。
3月15日、オンライン講座のあとは、京都動物愛護センターで開催された第9期ボランティアさんの卒業式と、卒業する皆さんに向けて、講座「ふれあい動物園、ふれあいカフェ」についてお話ししてきました。
この日は、19名の方に卒業式にご出席いただきました。3年もの間センター業務に携わり、色々なご苦労があったと思います。と同時に、センターから譲渡された動物との思い出もたくさんあったでしょう。今後は、皆さんがお住まいの地域で動物福祉向上に向け、個々にご活動されて行かれると思います。貴重な3年間の活動大変お疲れ様でした!
3月15日(土)16日(日)に駒沢オリンピック公園で開催されました「民主主義ユースフェスティバル2025」にブース出展させていただきました。今年は、5年に一度の動物愛護管理法改正の年!という事で、改正に向けたEvaの要望の展示と、民意を政治に反映するための一つの手段として請願署名へのご協力をお願いしました。会場に足をお運び頂きました皆さま、ありがとうございました。
2月27日(木)第23回 動物愛護法改正PTが開かれました。
冒頭、人事の発表があり、座長代行には自民党の鬼木誠議員が、副座長には公明党の山崎正恭議員が加わることになりました。
また、2025年常会で法改正を目指すものが説明されましたが、私たちからは下記の項目も取りこぼしのないよう改正案に入れて頂けるよう要望を致しました。
(1) 動物虐待罪の厳罰化
(2) 第二種動物取扱業の「登録制」の導入
(3) 畜産業・実験動物施設の第一種動物取扱業への追加
(4) 動物福祉に配慮した飼育環境・屠畜方法への転換
(5) 野生動物の展示業の規制強化、野生動物カフェの禁止
2月26日(水)、Evaは大阪市立南大江小学校の2年生を対象に、こどもMIRAIプロジェクトの授業に行ってまいりました。南大江小学校は令和4年に150周年記念を迎えられたそうで、非常に歴史ある小学校です。南大江小学校は大阪市のちょうど真ん中に位置しており、現在は生徒数も950人と非常に多く、ここ5~6年で増え、校舎も増設されたそうです。
授業では、理事長の杉本がこれまでに家族となった犬や猫との出会いや、動物と暮らすために必要なこと、ふれあいカフェやふれあい動物園の動物達の問題について、2年生向けに分かりやすくお話しをしました。みなさん元気いっぱいで、写真やお話を聞いて様々な反応をしながら最後まで真剣に聞いてくれました。
授業の後は、グループワークを行い、「今日のお話を聞いてどう思ったか」「動物を飼う時・ふれあう時はどうしたらよいか」お友達と考え、発表してもらいました。
こどもたちからは「保護施設に行って、保護された動物たちに会いたい」や「今飼っているわんちゃんのお散歩にもっと行きます」などたくさんの意見を頂きました。
低学年のうちから、動物の気持ちを考え、思いやりの気持ちを育てる教育は非常に重要です。
いろんな視点で物事を見て、感じ取れる、心豊かな人間に成長して頂けたらと思います。
最後まで一生懸命授業に取り組んでくれた生徒の皆様、そして先生方に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
2月20日(木)、東京都の杉並区立杉並第六小学校の6年生を対象に、こどもMIRAIプロジェクトの出張授業に行ってまいりました。
授業では、「動物を飼いたい!と思ったらどうしますか?」という問いかけから、長野県松本市で起きた繁殖犬に対する動物虐待事件や殺処分、近年増加傾向にあるふれあい動物園やふれあいカフェの問題を取り上げました。
また、動物たちと暮らすことは簡単なことではなく、日々のお世話は大変で、心構えや責任が必要であることもお話ししました。
授業を受けて、「両親に動物を飼いたいと話していたけれど、自分は最後までお世話ができるのかよく考え直したいと思う」という感想も頂き、私たちの伝えたいことをしっかり受け止めてくれていることに非常に嬉しく感じました。
想いやりは想像です。言葉を話せない動物がどう感じているのか、そしてご両親やお友達の気持ちも想像し、自分のことも大切にできる大人に成長していっていただきたいと思います。
最後まで真剣に授業を聞いてくださった生徒の皆様、先生方に深く御礼申し上げます。ありがとうございました。